7. 後針受けの調整
注意
ミシンの不意の起動による事故を防ぐため、電源を切ってから行ってください。
後針受け前後方向
1.5mm
8
3
1
後針受け上下方向
針右側面とルーパー剣先が一
致したとき
!0
上下方向
9
3
2 ・ 4 ・ 6
3 ・ 5 ・ 7
ルーパー先端と針のすき
間は 0 〜 0.05mm です。
4
左右方向
5
7
3
2
前後方向
2
針受け対針穴
1
下端 0.5 〜
2mm
6
2
1
− 32 −
(1)後針受けの前後調整
1) プーリーを逆時計方向に回し、後針受け 1 が最前進
して来た時、左針 2 に軽く接触してから(全ての針
がガードされるよう必要ならば軽く押す) 前ルーパー
の先端が通過します。
前ルーパー 3 が右方向に移動して行く途中に前ルー
パー 3 の先端が左針 2 の左側面 1.5mm の位置に
到達時に針の先端部が後針受け 1 と接触する位置が
標準です。
2) 中針 4 ・後ルーパー 5 、右針 6 ・中ルーパー 7 と
の関係も上記(1)-1)と同じ状態になる位置が標
準です。
3) 止めねじ 8 を緩め、後針受け 1 を前後方向に水平
に動かして調整してください。
4) 調整後は、止めねじ 8 を締めてください。
1. 縫目長さを変更する場合は、後針受け 1
の前後位置も再調整してください。
2. 後針受け調整時は、各針 ( 2 ・ 4 ・ 6 ) と
各ルーパー ( 3 ・ 5 ・ 7 ) 先端のすき間を
再確認し、すき間がある場合は、再調整し
てください。
3. 各針 ( 2 ・ 4 ・ 6 ) と後針受け 1 の間に
すき間が出きると針折れや目飛びの原因に
なります。
4. 後針受け 1 で各針 ( 2 ・ 4 ・ 6 ) を押し
過ぎると針先つぶれの原因となります。
(2)後針受けの高さ調整
1) 中針 4 ・後ルーパー 5 、右針 6 ・中ルーパー 7 の
関係も上記(1)-1)と同じ状態になる位置が標準
です。
2) 止めねじ 9 を緩め、後針受け台 !0 を上下方向に動
かして調整してください。
3) 調整後は、止めねじ 9 を締めてください。