警告 : ペースメーカーなどの電子デバイスを留置されている患者は、 専門家の医学的な見地
を得ずに、 電気刺激の対象としないでください。
警告 : MEPモダリティは、 刺激電流 (200~1500 mA) /パルス (1~8) の各組み合わせにおい
て、 2 mA RMS/cm²を超える出力を発生させることができます。 2 mA RMS/cm²以上の出力で
の長期刺激は、 皮膚熱傷の原因となるおそれがあります。
警告 : 慢性的な圧迫神経または急性の重度圧迫神経は、 脱分極電流に対する感受性が低いこ
とが知られています (脱分極電流値が有意に上昇します) 。 また、 神経減圧直後の脱分極電流
値の閾値の有意な変化も少ないと考えられています。 このような環境下では、 表示されたデー
タの解釈に注意してください。
警告 : NVM5システムの内部にはユーザーが修理可能な部品は含まれていません。 ( 本マニュ
アルにて明確に定義した個所以外の) 修理は製造者あるいはその認定代理店が行ってくださ
い。
警告 : NVM5システムは爆発性のガスが存在する場所では使用しないでください。 本器は防
爆仕様ではありません。
警告 : 電気ショック (感電) のリスクを最小限に抑えるため、 患者モジュールを患者のEMGリー
ドに接続する前に、 患者モジュールのケーブルをコントロールユニッ トに常に接続しておいて
ください。 また、 患者モジュールのケーブルをコントロールユニッ トから取り外す前に、 必ず患
者のEMGリードを取り外してください。
警告 : MEP頭皮刺激電極は高電圧のショックを送達することがあります。 ショックを回避する
ため、 両方の電極には決して同時に触れないでください。 検査の開始前には常に、 両方の電
極が患者に対し、 安全かつ適切に取り付けられていることを確認してください。
警告 : MEP刺激は、 その使用により患者にその他の危険をもたらすおそれがあります。 このよ
うな危険の一例を次に示します。 舌または唇の裂傷、 下顎骨の損傷、 てんかん、 心臓不整脈、
頭皮の熱傷。
警告 : 赤いチャンネルは、 電極が接続されていないか外れている、 あるいは電極のインピーダ
ンスが不良であることを示します。 チャンネル失敗または使用不可能なチャンネルを受け入
れた場合、 刺激負荷中のこのチャンネルからの応答は検出されません。 テスト時に筋節が脊
椎レベルで刺激された場合に、 偽陰性の結果が判定される原因となります。 このチャンネルで
のフリーランイベントは検出されません。
警告 : 経胸的刺激を回避するために、 検査の開始前には常に、 MEP 電極の両方が患者の頭皮
または腹部に正しく取り付けられていることを確認してください。
警告と使用上の注意 (続き)
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