内視鏡アクセサリ
内視鏡アクセサリを使用する際は、 アクセサリが内視鏡画像に表示され続けているこ
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とを確認して ください。 内視鏡画像でアクセサリの位置が確認できない場合、 患者に
おける深刻な傷害や、 機器の損傷が発生するおそれがあります。
内視鏡アクセサリの挿入または引き抜きをするときは、 その遠位端が閉じていること、
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またはシース内に完全に格納されていることを確認して ください。 曲げ部分はできる
限りまっすぐに伸ばして ください。 過度の力で内視鏡アクセサリの挿入または引き抜
きをすると、 作動チャネルや内視鏡アクセサリを損傷するおそれがあります。 ゆっく り
と、 まっすぐに、 内視鏡アクセサリを生検バルブのスリッ トへ挿入するか、 またはスリッ
トから引き抜きます。 そうしないと、 生検バルブが破損したり、 バルブの一部が落下
したり、 患者に傷害を与える可能性があります。
エレベータを上昇させていない状態で、 内視鏡アクセサリを挿入しないでください。
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エレベータを上昇させずにアクセサリを挿入すると、 内視鏡画像でアクセサリが観察
できず、 患者に傷害を与えるおそれがあります。
エレベータ制御レバーをゆっく り数回操作してエレベータを上昇させ、 内視鏡アクセサ
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リの動きをチェックします。 これを行わない場合、 内視鏡アクセサリが予期しない方
向に動く ことがあり、 患者における傷害、 出血、 穿孔の原因になります。
内視鏡アクセサリは、 特に開腹術を行う際に、 内視鏡の遠位端の位置を調整して、 でき
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る限り内視鏡画像の中央に配置して ください。 内視鏡アクセサリの遠位端が内視鏡画
像の左側または右側に位置している状態でエレベータ制御レバーを操作すると、 内視
鏡アクセサリが突然に動いて、 患者に傷害、 出血、 穿孔をもたらす場合があります。
内視鏡アクセサリの操作、 挿入、 引き抜きの際に過度な力を加えないでください。 ま
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た、 アクセサリが内視鏡画像で視認できることを確認して ください。 これが守られな
い場合、 内視鏡アクセサリが内視鏡の遠位端から突然伸びて、 患者に傷害、 出血、 穿
孔を引き起こす可能性があります。 高周波内視鏡アクセサリの遠位端が内視鏡の視
野内にあることが確認できる前に、 高周波電流を放出しないでください。 また、 標的
領域付近の電極部と粘膜が、 内視鏡の遠位端から適切な距離にあることを確認して く
ださい。 内視鏡アクセサリの遠位端が見えないとき、 または内視鏡アクセサリが内視
鏡の遠位端に近すぎるときに高周波電流が放出されると、 患者の傷害、 出血、 穿孔、
機器の損傷が生じるおそれがあります。
エレベータを動かしながら、 内視鏡アクセサリの遠位端を開閉しないでください。 こ
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れを行うと、 内視鏡アクセサリが損傷し、 患者の傷害、 出血、 穿孔の原因となる可能性
があります。 内視鏡アクセサリを挿入または引き抜く ことができない場合、 内視鏡ア
クセサリの遠位端を開閉することはできません。 エレベータを下げるには、 エレベータ
制御レバーを 「上」 方向と反対方向に動かして ください。
本機器を通電された内視鏡機器と一緒に使用する場合、 漏れ電流は相加的である可
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能性があります。 BFまたはCFタイプの内視鏡機器のみを使用して ください。 安全な
使用のための基準に関しては、 使用前にアクセサリ/内視鏡機器の互換性を確認して
ください。
吸引
固体または濃い液体を吸引しないでください。 作動チャネル、 吸引チャネル、 または吸
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引バルブが詰まることがあります。
吸引するときは、 吸引圧を、 手技を実行するために必要な最低レベルに維持します。
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過度の吸引圧は粘膜の吸引や損傷を引き起こす可能性があります。 さらに、 患者の
体液が生検バルブから漏出または噴霧し、 感染制御リスクをもたらす可能性があり
ます。
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