ATEM 2 M/E Broadcast Panelの使用
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Button Mapping
Selected Button
Button 1
ATEM Broadcast Panel ボタンマッピング
ボタンマッピング
ATEMソフトウェアおよびハードウェアコントロールパネルは、 ボタンマッピング機能をサポートしているので、 カメラ入
力などの最も重要なソースを、 プログラム列およびプレビュー列の最もアクセスしやすいボタンに配置し、 使用頻度の
Selected Input
低いソースはそれ以外のボタンに配置することができます。 ボタンマッピングは各コントロールパネルで別々に設定でき
Input 1
るので、 ソフトウェアコントロールパネルで設定したボタンマッピングは、 ハードウェアコントロールパネルで設定した
ボタンマッピングに影響しません。
Camera 1
ATEM Broadcast Panelのボタンマッピングおよびボタン明度
ATEM Broadcast Panelのボタンマッピングは非常に簡単です。 パネル上のシステムコントロール ・ ブロックで、
「PANEL SETUP」 そして 「BUTTON MAP」 を押します。 ボタンマッピングメニューへ行く と、 システムコントロールの
ウィンドウにボタン番号と入力番号が表示されます。 「Selected Button」 の下にあるノブを回して、 マッピングしたい
ボタンを選択します。 「Select」 列で希望のボタンを選択してマッピングしたいボタンを選択することもできます。
「Select」 列のボタンは、 すぐ下にあるプレビュー列およびプログラム列のボタンに対応しています。 次に、 「Selected
Input」 の下にあるノブを回して選択したボタンに使用したい入力を設定します。 別のボタンを再び選択し、 この作業を
繰り返してすべてのボタンをマッピングします。
ボタンの明度を変更したい場合、 「BUTTON LEVEL」 ボタンを押し、 「Brightness」 の下にあるノブを回してお好み
の明度に設定してください。
すべてのボタン設定が完了したら、 「SAVE」 ボタンを押して、 新しく設定したボタンマッ プや明度レベルを保存しましょう。
「REVERT」 を押すと変更は破棄されます。
2台のATEMスイ ッチャーをコントロール
ATEM 2 M/E Broadcast Panelは、 ATEM 1 M/E Production Switcher、 ATEM Television Studio、 ATEM
Production Studio 4Kモデルをあらゆる組み合わせで2台同時にコントロールできます。
M/E 1ブロックは、 メインのコントロールブロックで、 より多く の機能を搭載しているので、 ATEM 1 M/E
Production SwitcherおよびATEM Production Studio 4Kの使用に適しています。 これらの追加機能を活用する
には、 ATEM Production Studio 4KまたはATEM 1 M/E Production Switcherを、 ATEM 2 M/E Broadcast
Panelの下方のブロックに割り当てるとよいでしょう。 同じモデルを2台使用する場合は、 どちらをM/E 1、 M/E 2に
割り当てても問題ありません。
しかし、 パネル上のボタンを使用してスピーディにAux出力を切り替えたい場合は、 システムコントロールのM/E 2を
ATEM Production Studio 4KあるいはATEM 1 M/E Production Switcherに割り当てると良いでしょう。 そうす
ることで、 M/E 2ブロックにのみ搭載されているAuxボタンを使用することができます。 ATEM Television Studioは
Aux出力を搭載していないので、 Auxボタンは必要ありません。