ATEMスイ ッチャーの操作
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ルマキー
「セルフキー」 とも呼ばれるルマキーは、 ビデオイ メージを含む1系統のビデオソースをバックグラウンドに重ねて表示
します。 ビデオ信号のルミナンスで定義されるブラック部分は切り抜かれるので、 下にあるバックグラウンドが表示さ
れます。 1つのイ メージで切り抜く領域も定義できるので、 ルマキーはフィルおよびキーに同一の信号を使用します。
下の画像は、 バックグラウンド、 ルマキー信号、 それらを結合した結果のイ メージ画像です。
ルマキーを使用したバックグラウンドとフィル/キーの結合
Background - カメラソースなどのフルスクリーンイ メージ
Fill - バックグラウンド映像の上に重ねて表示するグラフィック。 ブラック部分はすべてイ メージから切り抜かれるた
め、 最終的な合成映像にグラフィックのブラック部分は一切含まれません。
リニアキー
リニアキーは、 2つのビデオソースを使用します。 フィル信号、 およびキーまたはカッ ト信号です。 フィル信号は、
バックグラウンドの上に重ねて表示する映像です。 キー信号はグレースケールマスクであり、 フィル信号を表示する部
分を選択します。 フィル信号とキー信号はともにビデオ入力であるため、 画面上で動く場合があります。 下の画像は、
バックグラウンド、 フィル信号、 キー信号、 それらを結合した結果のイ メージ画像です。
リニアキーを使用したバックグラウンドとフィル/キーの結合