Blackmagic UltraScopeの使用
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「Gamut」 タブでカラーおよび明度のエラー許容範囲を設定
「Audio」 タブでエラー許容範囲を設定
エラーロギングをカスタマイズする
エラーロギングをカスタマイズするには、 「Error Logging」 メニューに行き、 「Profiles」 を選択して 「Error Logging
Profiles」 ウィンドウを開きます。 保存してあるプロファイルがプロファイルリストの左側に表示され、 現在作業中のプ
ロファイルがリスト上部に太字で表示されます。
スタンダードであるEBU-R103プロファイルは削除 ・ 変更ができず、 グレイアウトします。 追加ボタン 「+」 をクリックし
てプロファイル名を入力し、 プロファイルを追加できます。 新しいプロファイルは、 作成時にはEBU-R103プロファイ
ルと同じパラメーターになっていますが、 これらは必要に応じて変更できます。
「Gamut」 タブでは、 RGB、 Luma、 Chromaの 「Upper limit (上限) 」 と 「Lower limit (下限) 」 を、 IRE単位 (%) で
調整できます。 どれほどの時間、 持続的に上限/下限を超えた場合にエラーとしてログするかの最低時間をミリ秒
(ms) 単位で設定してください。 次に、 フレーム内の何パーセントのピクセルがエラー基準を超えた場合にエラーとし
て記録するかを設定します。 この 「Area」 設定で、 エラーロギングの感度を設定できます。
「Audio」 タブでは、 最大オーディオレベルをデシベル (dB) 単位で設定できます。 また、 オーディオが無音であるとみ
なす最低オーディオレベルも同様に設定できます。 どれほどの時間、 持続的に上限/下限を超えたらエラーとしてログ
されるかの最低時間をミリ秒 (ms) 単位で設定してください。
「Video」 タブでは、 ビデオ信号の損失やビデオフォーマッ トの変化をエラーとしてログするよう設定できます。
「Notes」 タブでは、 新しいプロファイルを他のプロファイルと区別できるよう、 新しいプロファイルの簡単な説明を
入力できます。
新しい、 または既存のプロファイルを変更する際は、 必ずそのプロファイルを選択し、 必要に合わせてパラメーターを変
更して ください。 変更を保存するには 「Save」 を、 プロファイルを変更前の状態に戻すには 「Revert」 を押して ください。
「Save」 を選択すると、 変更がプロファイルに保存されますが、 どのプロファイルを有効にするかは決定されません。
プロファイルを有効にするには、 有効にしたいプロファイルをプロファイルリストから選択して、 「Set Active」 を押して
ください。
プロファイルを消去する場合は、 消去したいプロファイルをプロファイルリストから選択して、 消去ボタン 「−」 を押して
ください。