ATEMスイ ッチャーの操作
203
ミックス ・ トランジション設定
プロダクションスイ ッチャーでは、 様々なタイプのトランジションを使って1つの画面から別の画面へと切り替えられます。
一般的には、 単純なカッ ト ・ トランジションでバックグラウンドソースを切り替えます。 ミックス、 ディ ッ プ、 ワイプ、 DVE
トランジションは、 1つのソースを徐々に消して (フェーズ ・ アウト) 、 別のソースを徐々に導入 (フェーズ ・ イン) することで、
2つのバックグラウンドソースを切り替えます。 スティンガーおよびグラフィ ック ・ ワイプは、 特殊なタイプのトランジショ
ンで、 後のセクションに詳細が記載されています。 ミックス、 ディ ッ プ、 ワイプ、 DVEトランジションは、 トランジションコ
ントロール ・ ブロックからオート ・ トランジションおよびマニュアル ・ トランジションで実行できます。
ミックス ・ トランジション
ミックス ・ トランジションは、 1つのソースから別のソースへの段階的なトランジションです。 エフェクトの実行中に、
2つのソースを効果的にオーバーラッ プさせ、 2つのソース間で徐々に切り替えます。 トランジションの長さや、 オー
バーラッ プ時間の長さは、 ミックス ・ レートを変更することで調整できます。
ミックス ・ トランジションのプログラム出力
ソフトウェアコントロールパネル上でミックス ・ トランジションを実行
ステップ1.
プレビューバスで、 プログラム出力に使用したいビデオソースを選択します。
ステップ2.
トランジションコントロール ・ ブロックで、 ミックス ・ トランジションを選択します。
ステップ3.
トランジションパレットを開き、 トランジションタイプのバーから 「Mix」 を選択します。
ステップ4.
Rateウィンドウに数値を入力してミックス ・ レートを設定します。 トランジションコントロール ・ ブロック
のRateウィンドウがアッ プデートされます。
ステップ5.
トランジションコントロール ・ ブロックから、 オート ・ トランジション、 もしくはマニュアル ・ トランジション
でトランジションを実行します。