ATEMスイ ッチャーの操作
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Mac OS XのAux出力コントロールメニュー
WindowsのAux出力コントロールメニュー
ト表示されたAux出力ソース
グラフ ィ ックを急いでオンエアしたい場合は、 そのグラフ ィ ックがダウンロード後にメディ アプレーヤー1あるいはメディ
アプレーヤー2に自動でコピーされるよう選択して ください。 これで、 イ メージを素早くオンエアできます。 メディ アプレー
ヤーのグラフ ィ ック出力を変更したくない場合は、 「 Do Nothing」 を選択して ください。
「Pre Multiply Alpha」 は、 ほとんどの場合有効にし ておいて く ださい。 「Pre Multiply Alpha」 を有効にするには、 ATEM
Software ControlまたはATEM Broadcast Panelのプリマルチプライキー設定もオンにする必要があります。 プリマルチ
プライを行うと、 エクスポートする際にグラフ ィ ックの色とアル ファチャ ンネルがミ ックスされ、 グラフ ィ ックのエッジが滑ら
かになって映像と自然に調和します。
Aux出力の使用
Aux出力は予備のSDI出力で、 様々な入力信号および内部ソースをルーティングして出力できます。 ATEM
Production Studio 4Kは1系統、 ATEM 1 M/Eおよび2 M/E Production Switcher、 1 M/E Production
Studio 4Kは複数系統のAux出力を搭載しています。 Aux出力はルーター出力とよく似ており、 すべてのビデオ入力、
カラージェネレーター、 メディ アプレーヤー、 プログラム、 プレビュー、 さらにはカラーバーを出力できます。
追加のプログラム出力が必要な場合には、 Aux出力の使用が最適です。 また、 片方または両方のダウンストリームキー
ヤーを実行する前のクリーンフィードが必要な場合は、 それらの信号をAux出力から出力できます。 これにより、 ロゴ
やウォーターマークの付いていないプログラムフィードが得られ、 これを放送用マスターとしてキャプチャーして、 後の
放送に使用することができます。
Aux出力は非常にパワフルで、 ATEM Software ControlパネルまたはBroadcast Panelでルーティングの設定が
できます。 Aux出力メニューはATEM Software Controlパネル上部のメニューバーにあります。 このメニューは選択
されているタブに関わらず使用できるため、 常に操作が可能です。
ATEMスイ ッチャーでは、 Aux出力のソースを変更する際、 常にクリーンな切り替えが行われます この機能によって、
Aux出力のソース間をグリッチなしでクリーンにカッ トできます。
ATEM Production Studio 4Kモデルでは、 フロントパネルにLCDスクリーンおよび発光ボタンが搭載されています。
Aux出力の割り当ては、 右側の列でAuxボタンを選択し、 左側のソースボタンを押すだけで簡単に行うことができます。
Aux出力切り替えを行うと、 LCDスクリーンには切り替えられた出力が表示されます。 この機能はパワフルなAuxスイ ッ
チャーとしての役割を果たすだけでなく、 接続状況を素早く視覚的に確認するのに役立ちます。