ATEMスイ ッチャーの操作
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ダウンストリームキーヤー設定
アップストリーム ・ ルマ/リニア ・ キーパラメーター
長方形のマスクを有効にします。 マスクはTop/Bottom/Left/Rightパラメーターを使用
Mask
して調整できます。
キー信号をプリマルチプライキーとして認識します。
Pre-Mult
クリッ プレベルを調整して、 キーホールを抜く際のしきい値を設定します。 クリッ プレベル
Clip
を上げると、 バックグラウンドがより多く表示されます。 バックグラウンドビデオが完全に
黒くなっている場合、 クリッ プレベルが低すぎます。
ゲインを調整して映像がオン/オフになる値を修正し、 メディ アプレーヤーで再生するクリ ッ
Gain
プのキーのエッジを滑らかにします。 エッジを希望通りのソフトネスにしてもバックグラウン
ドのルミナンス (ブライトネス) が影響を受けないよう、 ゲイン値を調整して ください。
キー信号を反転します。
Inverse
DVEエフェクトを有効/無効にします。
Fly Key
ダウンストリーム ・ ルマ/リニアキーを実行する
ATEM Software Controlパネルのダウンストリームキーヤー1でルマ/リニアキーを設定 :
ステップ1.
「Downstream Key 1」 パレットを選択します。
ステップ2.
「Fill Source」 、 「Key Source」 と表記されたドロッ プダウンコントロールを使用して、 フィル/キーソー
スを指定します。 ルマキーを実行する場合は、 フィル/キーに同一のソースを選択してください。
ステップ3.
キーパラメーターを使用してキーを調整します。
Broadcast Panelのダウンストリームキーヤー1でルマ/リニアキーを設定 :
ステップ1.
「DSK 1 TIE」 ボタンを押して、 プレビュー出力のダウンストリームキーヤーを有効にします。 同時に
M/E 1システムコントロールがDSK 1メニューを表示します。 マニュアル操作でDSK 1メニューへ行く
には、 HOME> DSK KEYS> DSK 1の順にボタンを押します。
ステップ2.
ATEM Broadcast Panelの送信先ディスプレイに、 「DSK1 fill」 と表示されます。 選択バスでフィル
ソースを選択します。
ステップ3.
ATEM 2 M/E Broadcast Panelでは、 「DEST SHIFT」 ボタンを押したまま、 選択バスでキーソース
を選択します。 ATEM 1 M/E Broadcast Panelでは、 「CUT/FILL」 ボタンを押し、 送信先ディスプ
レイに 「DSK1 cut」 と表示されたら、 選択バスでキーソースを選択します。
ルマキーを実行する場合は、 フィル/キーに同一のソースを選択してください。
ステップ4.
「Clip」 および 「Gain」 コントロールを使用してキーを調整します。 また、 プリマルチプライキーを使用す
るには 「Pre Mult」 ボタンを押します。 プリマルチプライされたキーには 「Clip」 および 「Gain」 コントロー
ルを使用できません。