タリーの使用
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GPI and Tally Interfaceのネットワークおよびタリー設定
ネットワークおよびタリーの設定を変更
ATEM Setup Utilityを使用してGPI and Tally Interfaceのネッ トワーク設定を行い、 ATEMスイ ッチャーと通信で
きるようにします。 ATEM Setup Utilityでネットワーク設定を行う際、 GPI and Tally InterfaceをUSBケーブルで
接続する必要があります。
ステップ1.
GPI and Tally Interfaceを、 ATEMスイ ッチャーと同一のイーサネッ トネッ トワークに接続します。
ステップ2.
GPI and Tally InterfaceをコンピューターのUSBポートに接続し、 さらに同梱の電源を接続します。
ステップ3.
ATEM Setup Utilityソフトウェアを起動します。
ステップ4.
ATEMスイ ッチャーを、 イーサネットネットワークスイ ッチを介さずコンピューターやATEM Broadcast
Panelに直接接続している場合は、 「Configure Address:」 で 「Using a Static IP」 を選択します。
GPI and Tally Interfaceは、 出荷時にデフォルトで固定IPアドレス192.168.10.2に設定されていま
す。 設定を簡単にするため、 この数字をそのまま使用することをお勧めします。 2台のGPI and Tally
InterfaceをATEM 2 M/E Production Switcherと使用する場合は、 2台目のアドレスを
192.168.10.3に設定することをお勧めします。
別の静的IPアドレスを選択したい場合は、 ATEMスイ ッチャーと同じ範囲内のあらゆるアドレスに設定で
きますが、 そのアドレスがネットワーク上の他のデバイスによって使用されていないことが条件となりま
す。 そのため、 192.168.10.1、 192.168.10.2、 192.168.10.3、 192.168.10.10、
192.168.10.50、 192.168.10.240など、 ATEM製品のデフォルトIPアドレスは避けた方が良いで
しょう。
ATEMスイ ッチャーをイーサネットネットワークスイ ッチを介して接続している場合、 「Configure
Address:」 で 「Using DHCP」 を選択すると、 IPアドレス、 サブネッ ト マスク、 ゲートウェイなどの情報を
DHCPサーバーから自動で取得できます。
ステップ5.
「Switcher Address」 の欄に、 ご使用のATEMスイ ッチャーのIPアドレスを入力します。 ATEMスイ ッ
チャーは、 出荷時にデフォルトで固定IPアドレス192.168.10.240に設定されています。 アドレス変更し
ている場合を除き、 この数値を 「Switcher Address」 欄に入力します。
ステップ6.
2台目のGPI and Tally Interfaceのタリー出力がATEM 2 M/E Production Switcherのスイ ッ
チャー入力9~16に送信されるよう設定する場合を除き、 「Set tally outputs to:」 は 「Swither
Inputs 1-8」 に設定します。
ステップ7.
「Apply」 をクリックします。 USBポート右側にある白いLEDライトの点滅が停止し、 点灯したままとな
ります。 これは、 ATEMスイ ッチャーを正しく認識できたことを意味しています。 GPI and Tally
Interfaceを使用する準備が整いました。
ステップ8.
ATEM Setup Utilityを閉じて、 USBケーブルを外します。